レフリー

2024.6.10付 競技規則の変更ならびにルーリングの通達

2024.6.10付で、競技規則の変更ならびにルーリングの通達がありましたので、お知らせします。

詳しくは、添付の資料をご覧ください。

 

【競技規則の変更】 (新しいタブで開く)

(1)キッカーの前方はオフサイドとなる
→オフサイドの位置に残っているプレーヤーは「ロイタリング」となる。

自チームがキックを行った際に、前方にいるオフサイドのプレーヤーは、これまでのように以下の行為でオンサイドにはならない。
⓵相手側のプレーヤーが、ボールを持って5M動いた。
⓶ボールをパスした。

 

★自チームのキックによって、オフサイドの位置にいるプレーヤーは、プレーを妨げてはならず、これまで同様に

⓵ボールをプレーする  ⓶ボールキャリアーをタックルする  ⓷相手がしたいと思うようなプレーをさせない

に加えて、「オフサイドの位置でロイタリングを行う」が追加されます。

 

併せて、オフサイドの位置にいるプレーヤーは、⓵「後退する努力をせずに」、⓶「プレーを妨げた」場合は、反則を適用される。

オフサイドの位置にいるプレーヤーが「後退せずにその場所にとどまっていること」も「ロイタリング」として反則適用の対象となる。

 

(2)クロコダイル・ロールの禁止

BDにおいて、タックエリアで立っているプレーヤー(例えば、ジャッカラー等)に対して、「相手をロール/ツイスト(身体をつかみ一緒に倒れる、ひねって倒す)、または、プル(引いて地面に倒す)し

てはならない」
★従来のネックロールや下肢へのアプローチへの禁止だけでなく、「ジャッカラーに対して、ロール/ツイストすることはできない」→反則となる。

 

(3)FKからのスクラムの選択肢

FKにおいて、FK以外にスクラムを選択することができない。

【ルーリングの変更】

 

【競技規則第8.14コンバージョンのチャージダウンについて】

キッカーがキックの前のルーティーンをひとたび終え(動かない/静止している)、次の動作への動き(例えば、一歩動いた、踏み込むために足を地面から離した等)でいずれかの方向に「ボールを蹴ろうとして近づき始めた」と見なされる。その瞬間から、ディフェンダーはキックをブロックしてよい。

レフリーは、キッカーの動きに対して最初は腕を上げておき、キッカーが動作に入ったとみなされた瞬間に腕を下げるなどのシグナルを明確に行う事でチャージの開始を示すことができる。

24-339 (通達)競技規則の改正について (1)
24-340 (通達)ルーリング2024-2 「競技規則第8.14 コンバージョンのチャージダウンについて」 (1)